ゆにわ塾会員の実践記

ゆにわ塾での学び・実践お伝えしています

知人のお父さん

今日バッタリ出会った知人Aさんと話していて

知った話し。

 

Aさんのお父さんは92歳で

亡くなったそう。

 

そのお父さんが50代の時、

急に血圧が上がりその他の症状も出て

それからは月1回総合病院へ行っては

血圧の薬を含めて

山盛りの薬をもらうようになったそう。

 

その後、薬の副作用なのかポマード?で固めた

ダンディーな黒髪が白くなりはじめ

ボリュームも減ってきてしまったそう。

 

そしてある日、

いつも通り山盛り薬を両手にぶら下げて

帰路につくお父さん。

 

思うことがあったのでしょう。

 

「もうやめだ!」

 

と言って、その日から

パッタリ薬をやめたそう。

 

すると、

めきめきと体調が戻り

血圧も落ち着き

そこから元気を取り戻し、

80代になっても畑仲間と遊んだり

いっぱいあちこち歩くのを楽しんだそう。

 

残念ながら最後は認知症となり

施設に入って最期を迎えられたそうだけど。

 

ただ亡くなる前日、子どもであるAさんが

施設のお父さんに会いに行って

帰るとき「じゃあお父さん、また明日来るね」

と言ったら

 

布団に横になっていたお父さんが

手を出し、Aさんにむかって

合掌したそう。

 

そして次の日に旅立たれたとか。

 

合掌は「ありがとう」という事だったのかなと

Aさん。

 

いろいろあっても、

何だかとっても

良い人生だなと感じました。